皆さん、こんにちは。
先週は自作パターンのデザイナーとしてお目見えさせていただきましたが、またショップ店長に戻ります。
さて、本日ご紹介するのは、Ririkoさんの2作目となるショールTriangle Wavesです。
ハッとする美しさのショールは、幾何学的な三角模様を全体に配した大判ショールです。
ボトムアップ式に下の色の濃い側から編み始め、少しずつ減らし目をしながら色の薄い上側に向かって編み進み、台形型を作っていきます。
三角模様がグラデーションの波に乗って、寄せては返すようですね。
このシックな色合いは、Three Irish GirlsのGradientカラーを使われています。
それぞれの色の中で、濃さの異なる4つのトーンが展開されていて、Ririkoさんの使われたのはSmoke on the waterという色名で、4つのトーンすべてを1かせずつ使われたそうです。デザイナーさんはやっぱり糸の使い方がうまいなあ、と感心。。。
台形ショールは巻くとこのようになります。
大判なところが秋冬は嬉しいポイントですが、幅は模様の回数を減らすことで調節できます。作り目の時点で決断しておかないといけないのでご注意くださいね。
こちらのショールはラベリーでテストニットが行われたのですが、期間はGW頃からの3週間でした。
アトリエ・ニッツ版はtomomiさんとamimonchanさんにテストしていただいたのですが、参加されたときにはお二方とも私の自作カーディガンのテスト中で、問題なく両方とも期限内に終了(強者すぎる!)。
tomomiさんはとっておきのQuice and co.のシルクブレンド糸Ternでシックなブルー系に、monchanさんはウールボンボンのグラデーション糸と白を合わせて、自然なグラデーションにされています。配色に悩んでしまう時は、参考にしたいアイデアですね。
お二方ともありがとうございました!
パターンはこちらから:Triangle Waves [YR033]
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